どちらも人気の小型犬で、体の大きさもほとんど同じです。
わが家には、シーズーのあんず(3歳)とトイプードルのレオ(16歳)がいます。
並べてみると、毛の質も、鼻の長さも、気をつけてきた病気も、びっくりするほど違いました。
この記事では、犬種標準などの情報と、2匹と暮らしてきたわが家の実感をあわせて、
性格・抜け毛・お手入れ・体の弱いところ・寿命・相性の違いをまとめました。
ハル
うちには両方いるから、比べてみようと思って。
あんず
あんずの毛はまっすぐで、レオにいはくるくるなの!
レオ
鼻の長さも、気をつけることも、けっこう違うんだよ。
タル吉
それがいちばんの答えかもしれんのう。
ハル
じゃあ、ひとつずつ比べていくね。
シーズーとトイプードルの違い|大きさは同じ、毛と鼻がまるで違う
先に、違いを表にまとめます。
数字は犬種標準(FCI・JKC)と、アニコム損保の「家庭どうぶつ白書2023」の平均寿命です。
いちばん大きな違いは、毛と鼻です。
体高はどちらも30cm弱で、並ぶと高さはほとんど変わりません。
でも、あんずはまっすぐな長い毛で鼻が短く、レオはくるくるの巻き毛で鼻が長めです。

高さは同じくらいでも、毛と顔はこんなに違います。

(イラストはAIで作成しました)
原産も、シーズーはチベット生まれで中国の宮廷で愛された犬、
プードルはフランス原産で、もとは鳥猟に使われていた犬。トイプードルは、プードルの4つのサイズのいちばん小さい犬です。
それぞれの犬種のくわしいことは、シーズーの性格と飼いやすさは?とトイプードルの性格と飼いやすさは?にまとめています。
シーズーとトイプードルの性格の違い|友好的なあんず、覚えの早いレオ
犬種標準に書かれている性格も、ちょっと違います。
シーズーは「知的で、活発で、注意深い。友好的で、独立心がある」。
トイプードルは、JKCの犬種標準で「忠誠心、学習能力及び訓練性能で知られて」いるとされています。
レオ(トイプードル)|覚えが早い、落ち着いた見守り役
レオは子犬のころ、「おすわり」や「待て」をすぐに覚えてくれました。
そのいっぽうで、トイレの場所を覚えてもらうのと、夜鳴きには手を焼きました。
若いころはお留守番も苦手で、鍵の音やかばんを持つ気配に気づくと、小さく鳴いていたのを覚えています。
いまは、あんずのことを少し離れたところから見守る、落ち着いたお兄ちゃんです。
あんず(シーズー)|天真爛漫で、置いてけぼりは大きらい
あんずは、とにかくよく寝ます。
そのくせ置いてけぼりは本当に苦手で、お留守番カメラで見ると、
わたしが帰る1時間も前の18時半から、カーテンのすき間で外を見張っていました。

その日のことは「シーズーのお留守番」に書きました。
「友好的」と「独立心」が並んでいるシーズーの標準は、あんずを見ているとすごく納得できます。
ただ、性格には1匹ずつの個性があります。
わが家の2匹は、あくまで一つの例として読んでくださいね。お留守番の一日はシーズーのお留守番にまとめています。
抜け毛・お手入れ・トリミングの違い|どちらもカットは一生
「抜け毛が少ないのはどっち?」は、よく聞かれる質問です。
わが家の実感では、床に落ちる毛は、どちらも少なめです。
どちらも毛が伸び続けるタイプで、柴犬のような季節ごとの大量の抜け毛とは違います。
違いは、毛玉のでき方です。
あんずは、抜けた毛が長い毛にからんで、胸元や耳の後ろに毛玉ができやすい。
レオは、巻き毛そのものがからみやすく、毎日のブラッシングが欠かせませんでした。
トリミングは、どちらも一生続きます。
レオは月1回のトリミングが必須で、あんずは目安より長い2〜3か月おきになりがちです。
あんずのトリミングのことはシーズーのトリミング頻度は?で、カット前とカット後を比べています。
ハル
かかりやすい病気の違い|シーズーは暑さと目、トイプードルは膝と骨
2匹と暮らしてきて、いちばん「違う」と感じたのが、気をつける体の場所です。
夏はあんずの呼吸をいちばんに気にかけ、レオには段差と骨を気にかけてきました。
それぞれの病気の、家で気づけるサインは、シーズーの性格と飼いやすさは?とトイプードルの性格と飼いやすさは?に表でまとめています。
気になる様子があれば、様子を見すぎずに動物病院で相談してください。
寿命はトイプードルのほうが長め
アニコム損保の2021年度のデータ(家庭どうぶつ白書2023)では、平均寿命は
シー・ズーが13.8歳、トイ・プードルが15.3歳でした(犬全体は14.2歳)。
レオはいま16歳。おむつをして、ゆっくり暮らしています。長生きしやすい犬種だからこそ、シニア期がとても長いというのが実感です。

おむつをして、今日もくるんとねんね。
シーズーとトイプードル、どっちが飼いやすい?相性は?
「飼いやすい」は、しつけとお世話で分けて考える
どっちが飼いやすいかは、正直に言うと何を大事にするかで変わります。
- しつけの入りやすさ:レオ(トイプードル)は覚えが早かった
- 暑さへの気づかい:あんず(シーズー)は夏の散歩の時間と暑さにいちばん気をつかう
- 体のケア:レオは段差と骨、あんずは目と呼吸
- お手入れ:どちらも毎日のブラッシングと、一生のトリミング
2匹の相性|15歳のレオと、1歳半のあんず
あんずがわが家に来たのは、レオが15歳、あんずが1歳半のときでした。
年の差の大きい2匹ですが、いまではソファで同じ向きに顔を伏せて眠るほどです。

2025年5月のシンクロです。
ただ、相性は犬種よりも、1匹ずつの性格と年齢によるところが大きいと思います。
わが家の場合は、落ち着いたレオが、元気なあんずを少し離れたところから見守ってくれたのが大きかったです。
よくある質問
Q. 大きさはどっちが大きい?
A. 犬種標準の体高は、シーズーが27cm以下、トイプードルが24cm超〜28cmで、ほとんど同じです。体重はシーズーが4.5〜8kg、トイプードルには決まりがありません。
Q. 抜け毛が少ないのはどっち?
A. わが家では、どちらも床に落ちる毛は少なめです。そのかわり、どちらも毛玉になりやすく、毎日のブラッシングが欠かせません。
Q. 寿命が長いのはどっち?
A. アニコム損保の家庭どうぶつ白書2023では、トイ・プードルが15.3歳、シー・ズーが13.8歳でした。
Q. シーズーとトイプードルは一緒に飼える?
A. わが家では、15歳のレオと1歳半のあんずで暮らし始めて、いまは寄り添って眠る仲です。ただ相性は1匹ずつの性格や年齢で変わるので、最初は様子を見ながら少しずつ慣らすのがおすすめです。
シー・ズーの公式の犬種紹介は、JKC(ジャパンケネルクラブ)のシー・ズーの犬種紹介でも読めます。
ハル
あんず
でも、いっしょに寝るのがいちばん好きなの!
ハル
迷っている方は、どちらの子にも合った暮らし方があるので、ゆっくり考えてみてくださいね。









コメント
[…] 次に迎えるなら、レオと同じように穏やかな子がいい。レオはほかの犬に吠えず、マイペースでとにかくやさしい子だったので、のんびりした性格と言われるシーズーを選びました。2匹の犬種の違いはシーズーとトイプードルの違いで比べています。 […]