ジャーマン・ピンシャーの性格と飼いやすさは?祖先・散歩・病気を調べた

なめらかな短い毛に、引きしまった体。ジャーマン・ピンシャーです。
ジャパンケネルクラブ(JKC)の紹介によると、ドイツ原産で、祖先はスタンダード・シュナウザーと同じ「ラフ・コーテッド・ピンシャー」だそうです。
この記事では、歴史と犬種標準、性格、散歩とお世話、気をつけたい病気、迎え方までをまとめました。シーズーのあんず、トイプードルのレオとの大きさ比べも入れています。

ハル

今日はジャーマン・ピンシャーのことを調べてきたよ。
ドイツ生まれの、なめらかな短い毛の犬。スタンダード・シュナウザーと同じ祖先を持つんだって。

あんず

シュナウザーさんのおひげはないの?
つるつるの毛なの?

レオ

そうなんだ。昔は毛色と短い毛で、ごわごわ毛の犬と区別されていたらしいよ。
ミニチュア・ピンシャーやドーベルマンとも似た雰囲気なんだって。

タル吉

ほう……同じ祖先から、毛のちがう子孫が分かれたのじゃな。
家族でも、いろんな姿があるものじゃのう。

ハル

わが家も犬と亀で、いろんな姿の家族だもんね。
じゃあ、ジャーマン・ピンシャーの歴史や性格、お世話、気をつけたい病気まで紹介していくね。

ジャーマン・ピンシャーってどんな犬?シュナウザーと祖先を同じくするドイツの犬

ジャパンケネルクラブ(JKC)の犬種紹介によると、ジャーマン・ピンシャーはドイツ原産の番犬・コンパニオン・ドッグです(FCIスタンダードNo.184)。なめらかな短い毛のピンシャーはとても古い犬種で、1880年にはドイツのスタッドブックに記載されていたそうです。

祖先は、スタンダード・シュナウザーと同じ「ラフ・コーテッド・ピンシャー」と呼ばれた犬。もともと、毛色と短い被毛で、ごわごわした毛の犬と区別されていたと紹介されていました。

項目 ジャーマン・ピンシャーの犬種標準(JKC)
原産国 ドイツ
用途 番犬、コンパニオン・ドッグ
体高 オス・メスとも45〜50cm
体重 オス・メスとも14〜20kg
毛色 ディアー・レッド〜ダーク・レッド・ブラウンの単色、またはブラック・アンド・タン
被毛 なめらかな短毛(歩くと筋肉の発達が見てとれる)

ジャーマン・ピンシャーの性格|明るく活発、物怖じしない

JKCの犬種紹介では、明るく活発で、物怖じしない安定した気質。賢く忍耐力もあり、家庭犬や番犬、コンパニオン・ドッグに向いているとされています。

葛野宗獣医師が監修した犬種辞典(withpety)でも、陽気で明るく活動的で、信頼関係ができると友好的。一方で警戒心が強く繊細な面もあり、見知らぬ人や動物には警戒を示すことがあると紹介されていました。

初めて犬を飼う人に向く?

同じ犬種辞典では、初心者にはやや飼いづらいとされています。性格には個体差があるので、あくまで一般にそう言われている、というお話です。

ジャーマン・ピンシャーのお世話|散歩は2〜2.5時間、冬は保温を

葛野獣医師監修の犬種辞典では、お世話の目安は次のとおりでした。

  • 散歩:やや多め(2〜2.5時間程度)
  • お手入れ:普通程度。トリミングは不要だが、家でのシャンプーとブラッシングは必要
  • 抜け毛:普通程度
  • 寒さ:毛が短いので寒さを感じることがあり、服や毛布で保温を

短い毛の犬は冬の寒さ対策が大事なのは、ミニチュア・ピンシャーの記事でも調べたとおりです。

ジャーマン・ピンシャーがかかりやすい病気|関節と血液

葛野獣医師監修の犬種辞典では、先天的な股関節形成不全、肥満による靭帯の異常、遺伝性のフォン・ヴィレブランド病(血が止まりにくくなる病気)が挙げられていました。

太りすぎはひざや股関節の負担になるので、体重の管理が大事です。けがのあとに血が止まりにくいなど、気になる様子があれば早めに見てもらいましょう。

ここに挙げたのはあくまで気づくためのきっかけで、診断ではありません。あてはまるところがあっても自己判断はせず、気になる様子があれば動物病院に相談してください。

ジャーマン・ピンシャーを迎えるときに知っておきたいこと

JKCの2025年の犬籍登録頭数では、ジャーマン・ピンシャーは49頭(80位)。日本で生まれる子犬は多くないので、親犬の様子をブリーダーに直接確認できる迎え方が安心です。

葛野獣医師監修の犬種辞典では、価格は40万〜60万円くらいとされていました。価格はそのときどきで変わるので、検討される際はご自身で最新の情報を確認してください。

「8週齢」のルール

環境省が定める動物愛護管理法では、繁殖業者が生まれてから56日(8週齢)を過ぎない子犬を、販売のために引き渡したり展示したりすることは禁止されています(令和3年6月1日施行)。

わが家の視点|あんず・レオの2倍近い背の高さ

ジャーマン・ピンシャーと、シーズーのあんず、トイプードルのレオを同じ床に並べて大きさを比べたイラスト
ジャーマン・ピンシャーと、あんず(シーズー)、レオ(トイプードル)。
2匹の2倍近い背の高さです。

体高はジャーマン・ピンシャーが45〜50cm、シーズーが27cm以下、トイプードルが24cm超〜28cm。並べると、わが家の2匹の2倍近い背の高さです。

同じピンシャーの仲間のドーベルマンや、祖先を同じくするミニチュア・シュナウザーの記事もあわせてどうぞ。

あんずの犬種のことはシーズーの性格と飼いやすさ、レオの犬種のことはトイプードルの性格と飼いやすさで調べています。

ジャーマン・ピンシャーについてよくある質問

ミニチュア・ピンシャーとのちがいは?

ジャーマン・ピンシャーはJKCの犬種標準で体高45〜50cm、体重14〜20kgの中型犬です。ミニチュア・ピンシャーよりずっと大きい犬種です。

散歩はどのくらい必要?

獣医師監修の犬種辞典では、やや多め(2〜2.5時間程度)とされています。

かかりやすい病気は?

獣医師監修の犬種辞典では、股関節形成不全、肥満による靭帯の異常、フォン・ヴィレブランド病が挙げられています。

この記事で参考にした主な情報

レオ

ジャーマン・ピンシャーさん、つるつるの毛でかっこいいね。
冬はぼくたちみたいに、あったかい服が必要かもね。

ハル

そうだね、寒い日は服を着せてあげたいね。
これで80犬種目。次はどの犬種を調べようかな。

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