ジャパンケネルクラブ(JKC)の紹介によると、中央アジアの牧羊犬は平均以上の巨大なサイズで、さまざまな気候にたやすく適応するそうです。
この記事では、歴史と犬種標準、性格、散歩とお手入れ、気をつけたい病気、迎え方までをまとめました。シーズーのあんず、トイプードルのレオとの大きさ比べも入れています。
ハル
中央アジアで家畜を守ってきた、平均以上の巨大なサイズの牧羊犬なんだ。
あんず
あんず、ふまれちゃわないかなあ……
レオ
でも、おっとりしていて動作はゆっくりな子が多いらしいよ。
タル吉
わしと気が合いそうじゃ。
ハル
じゃあ、セントラル・アジア・シェパード・ドッグの歴史や性格、お世話、気をつけたい病気まで紹介していくね。
セントラル・アジア・シェパード・ドッグってどんな犬?中央アジアの巨大な牧羊犬
ジャパンケネルクラブ(JKC)の犬種紹介によると、セントラル・アジア・シェパード・ドッグはロシア原産(FCIスタンダードNo.335)で、牧羊犬・牧畜犬のグループに入ります。
中央アジアの牧羊犬は平均以上の巨大なサイズで、力強く勇敢、見知らぬ人には用心深く、さまざまな気候にたやすく適応するとされています。主な分布地域は中央アジアの共和国とその周辺だそうです。
葛野宗獣医師が監修した犬種辞典(withpety)では、「アラバイ」という愛称も紹介されていました。
セントラル・アジア・シェパード・ドッグの性格|穏やかで、防衛本能がある
JKCの犬種紹介では、非常に活力があり、安定していて、穏やか。防衛本能を持つとされています。
葛野獣医師監修の犬種辞典でも、大型犬らしいおっとりとした穏やかさがある一方、警戒心も強く、表情が豊かでないので体全体の様子から気持ちを読み取る必要があると紹介されていました。
初めて犬を飼う人に向く?
同じ犬種辞典では、初心者には非常に飼いづらいとされています。性格には個体差があるので、あくまで一般にそう言われている、というお話です。
セントラル・アジア・シェパード・ドッグのお世話|散歩は2.5〜3時間
葛野獣医師監修の犬種辞典では、お世話の目安は次のとおりでした。
- 散歩:非常に多い(2.5〜3時間程度)
- お手入れ:やや難しい
- 抜け毛:やや多い
セントラル・アジア・シェパード・ドッグがかかりやすい病気|関節と胃捻転
葛野獣医師監修の犬種辞典では、股関節形成不全などの関節の病気(肥満やすべりやすい床は関節の負担になり、靭帯の異常にもつながりうる)と、胃拡張胃捻転症候群が挙げられていました。
胃捻転は「吐きたそうなのに吐けない」
ダクタリ動物病院 東京医療センターの解説では、胃拡張・胃捻転でいちばん特徴的なのは「吐きたそうにするけど吐けない」様子。よだれ、お腹のふくらみ、呼吸の苦しさが見られることもあり、発症から数時間のうちに急速に進む病気だそうです。食後すぐの激しい運動は避け、サインに気づいたら夜中でも動物病院へ。
ここに挙げたのはあくまで気づくためのきっかけで、診断ではありません。あてはまるところがあっても自己判断はせず、気になる様子があれば動物病院に相談してください。
セントラル・アジア・シェパード・ドッグを迎えるときに知っておきたいこと
JKCの2025年の犬籍登録頭数では、セントラル・アジア・シェパード・ドッグは13頭(101位)。日本で生まれる子犬は多くないので、親犬の様子をブリーダーに直接確認できる迎え方が安心です。
葛野獣医師監修の犬種辞典では、国内での流通はほとんどなく、海外からの輸入では手続きや空輸の費用がかかり、高額になるケースが多いとされていました。価格はそのときどきで変わるので、検討される際はご自身で最新の情報を確認してください。
「8週齢」のルール
環境省が定める動物愛護管理法では、繁殖業者が生まれてから56日(8週齢)を過ぎない子犬を、販売のために引き渡したり展示したりすることは禁止されています(令和3年6月1日施行)。
わが家の視点|あんず・レオの2.5倍近い背の高さ

2匹の2.5倍近い背の高さです。
体高はセントラル・アジア・シェパード・ドッグがオス65cm以上、メス60cm以上、シーズーが27cm以下、トイプードルが24cm超〜28cm。並べると、わが家の2匹の2.5倍近い背の高さです。
家畜を守る大型犬では、グレート・ピレニーズの記事もあわせてどうぞ。
あんずの犬種のことはシーズーの性格と飼いやすさ、レオの犬種のことはトイプードルの性格と飼いやすさで調べています。ほかの犬種との大きさ比べは、犬種図鑑のまとめ(大きさ・原産国の一覧)から探せます。
セントラル・アジア・シェパード・ドッグについてよくある質問
どこの犬?
JKCの犬種紹介では原産国はロシアで、主な分布地域は中央アジアの共和国とその周辺とされています。
性格は?
JKCの犬種紹介では、非常に活力があり、安定していて穏やか、防衛本能を持つとされています。
かかりやすい病気は?
獣医師監修の犬種辞典では、股関節形成不全などの関節の病気と、胃拡張胃捻転症候群が挙げられています。
この記事で参考にした主な情報
あんず
あんずも、おっとりしたおにいさん、すきだもん!
ハル
次はどの犬種を調べようかな。




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