ジャパンケネルクラブ(JKC)の紹介によると、19世紀中ごろ、夜に狩猟地を荒らす侵入者を撃退する番犬として、ブルドッグとマスティフからつくられたそうです。
この記事では、歴史と犬種標準、性格、散歩とお手入れ、気をつけたい病気、迎え方までをまとめました。シーズーのあんず、トイプードルのレオとの大きさ比べも入れています。
ハル
名前のとおり、ブルドッグとマスティフからつくられたイギリスの大きな番犬なんだ。
あんず
まぜたら、すごくつよそうなの!
レオ
黒いマズルが必須なんだよ。
タル吉
わしは夜はぐっすりじゃがのう。
ハル
じゃあ、ブルマスティフの歴史や性格、お世話、気をつけたい病気まで紹介していくね。
ブルマスティフってどんな犬?夜の番犬として生まれた
ジャパンケネルクラブ(JKC)の犬種紹介によると、ブルマスティフはイギリス原産の番犬・家庭犬です(FCIスタンダードNo.157)。暗闇にまぎれて狩猟地を荒らす侵入者を撃退する夜間の番犬として、19世紀中ごろにつくられたそうです。
作出には、名前のとおりブルドッグとマスティフが使われたとのこと。タイプが一定せず人気が落ちた時期もありましたが、改良を重ねて1925年に今の犬種標準に近いスタンダードが公認されたと紹介されていました。
ブルマスティフの性格|威勢がよく、用心深く、忠実
JKCの犬種紹介では、威勢がよく、用心深く、忠実とされています。
葛野宗獣医師が監修した犬種辞典(withpety)でも、ふだんは穏やかで忠誠心があり、信頼関係ができると家族を愛情深く守ろうとする一方、護衛本能が強く警戒心を見せることもあると紹介されていました。
初めて犬を飼う人に向く?
同じ犬種辞典では、初心者には非常に飼いづらいとされています。性格には個体差があるので、あくまで一般にそう言われている、というお話です。
ブルマスティフのお世話|散歩は2.5〜3時間
葛野獣医師監修の犬種辞典では、お世話の目安は次のとおりでした。
- 散歩:非常に多い(2.5〜3時間程度)
- お手入れ:非常に難しい
- 抜け毛:やや多い
ブルマスティフがかかりやすい病気|関節と胃捻転
葛野獣医師監修の犬種辞典では、股関節形成不全、関節トラブルにともなう靭帯の異常、胃拡張胃捻転症候群が挙げられていました。
胃捻転は「吐きたそうなのに吐けない」
ダクタリ動物病院 東京医療センターの解説では、胃拡張・胃捻転でいちばん特徴的なのは「吐きたそうにするけど吐けない」様子。よだれ、お腹のふくらみ、呼吸の苦しさが見られることもあり、発症から数時間のうちに急速に進む病気だそうです。食後すぐの激しい運動は避け、サインに気づいたら夜中でも動物病院へ。
ここに挙げたのはあくまで気づくためのきっかけで、診断ではありません。あてはまるところがあっても自己判断はせず、気になる様子があれば動物病院に相談してください。
ブルマスティフを迎えるときに知っておきたいこと
JKCの2025年の犬籍登録頭数では、ブルマスティフは登録がありませんでした。日本で生まれる子犬は多くないので、親犬の様子をブリーダーに直接確認できる迎え方が安心です。
葛野獣医師監修の犬種辞典では、価格は50万〜70万円くらいとされていました。価格はそのときどきで変わるので、検討される際はご自身で最新の情報を確認してください。
「8週齢」のルール
環境省が定める動物愛護管理法では、繁殖業者が生まれてから56日(8週齢)を過ぎない子犬を、販売のために引き渡したり展示したりすることは禁止されています(令和3年6月1日施行)。
わが家の視点|体重はあんずの7倍以上

2匹の2倍以上の背の高さで、体はずっと重たい犬です。
体高はブルマスティフがオス63.5〜68.5cm、メス61〜66cm、シーズーが27cm以下、トイプードルが24cm超〜28cm。並べると2匹の2倍以上の背の高さで、体重はオス50〜59kgと、シーズーの犬種標準(4.5〜8kg)の7倍以上あります。
ルーツの一つのブルドッグや、同じく家族を守るカネ・コルソの記事もあわせてどうぞ。
あんずの犬種のことはシーズーの性格と飼いやすさ、レオの犬種のことはトイプードルの性格と飼いやすさで調べています。ほかの犬種との大きさ比べは、犬種図鑑のまとめ(大きさ・原産国の一覧)から探せます。
- あんず|シーズー・3歳。トリミングはわが家では2〜3か月おき(目安の1〜1.5か月より長めになりがち)→ トリミング頻度の記録
- レオ|トイプードル・16歳。体重は4kg程度。毎日ブラッシングして、月1回のトリミングは必須でした → レオとの出会い
- 寝方もちがいます。あんずは寝相が七変化、レオはくるんと丸まって寝ることがほとんど → 2匹の寝相くらべ
ブルマスティフについてよくある質問
どんな目的でつくられた?
JKCの犬種紹介では、暗闇にまぎれて狩猟地を荒らす侵入者を撃退する夜間の番犬として、19世紀中ごろにつくられたとされています。
名前の由来は?
JKCの犬種紹介では、作出にブルドッグとマスティフが使われたとされています。
かかりやすい病気は?
獣医師監修の犬種辞典では、股関節形成不全、靭帯の異常、胃拡張胃捻転症候群が挙げられています。
この記事で参考にした主な情報
あんず
あんずは、よるはおふとんのばんだもん!
ハル
次はどの犬種を調べようかな。







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