ジャパンケネルクラブ(JKC)の紹介によると、もとはノーフォーク・テリアと同じ犬で、1964年に立ち耳と垂れ耳で分けられたそうです。
この記事では、歴史と犬種標準、性格、散歩とお手入れ、気をつけたい病気、迎え方までをまとめました。シーズーのあんず、トイプードルのレオとの大きさ比べも入れています。
ハル
いちばん小さいテリアのひとつで、前に調べたノーフォーク・テリアとは、もともと同じ犬だったんだって。
あんず
どうしてなの?
レオ
立ち耳がノーリッチ、垂れ耳がノーフォークになったらしいよ。
タル吉
わしには耳が見えんから、どちらにもなれんのう。
ハル
じゃあ、ノーリッチ・テリアの歴史や性格、お手入れ、気をつけたい病気まで紹介していくね。
ノーリッチ・テリアってどんな犬?立ち耳の小さなテリア
ジャパンケネルクラブ(JKC)の犬種紹介によると、ノーリッチ・テリアはイギリス原産のテリアで、穴にひそむ小型の獣を狩る作業犬です(FCIスタンダードNo.72)。キツネやアナグマ、ネズミの猟にも使われたそうです。
1800年代前半〜半ばは、ノーリッチとノーフォークは区別されない農場の犬でした。1932年にイギリスのケネルクラブに登録されたときは、垂れ耳と立ち耳の両方がノーリッチ・テリアとして知られていましたが、1964年に分けられ、垂れ耳のタイプにノーフォーク・テリアの名前が与えられたと紹介されていました。
「名誉の傷跡」は減点しない
JKCの犬種紹介では、作業中に受けた「名誉の傷跡」は犬種標準で減点の対象にならないとされています。働く犬として大切にされてきたことが伝わる一文です。
ノーリッチ・テリアの性格|陽気で恐れを知らない
JKCの犬種紹介では、陽気で恐れを知らず、愛らしい性格。けんか好きではなく、とても活発とされています。
葛野宗獣医師が監修した犬種辞典(withpety)でも、陽気で明るく活発な一方、頑固で気が強い一面もあると紹介されていました。
初めて犬を飼う人に向く?
同じ犬種辞典では、初心者にはやや飼いづらいとされています。性格には個体差があるので、あくまで一般にそう言われている、というお話です。
ノーリッチ・テリアのお世話|散歩は2〜2.5時間、プラッキングで手入れ
葛野獣医師監修の犬種辞典では、お世話の目安は次のとおりでした。
- 散歩:やや多め(2〜2.5時間程度)
- お手入れ:やや難しい(プラッキングという特殊な被毛ケアが必要)
- 抜け毛:普通程度
小さな体でも、散歩の目安は2〜2.5時間と、テリアらしく活発です。プラッキングは対応できるサロンが限られることもあるので、迎える前に近くで頼めるお店を探しておくと安心です。
ノーリッチ・テリアがかかりやすい病気|ひざと皮膚
葛野獣医師監修の犬種辞典では、ひざの小さな骨が外れる膝蓋骨脱臼、皮膚炎などの皮膚トラブル、中高齢で起こる内分泌疾患、脂漏症が挙げられていました。
ここに挙げたのはあくまで気づくためのきっかけで、診断ではありません。あてはまるところがあっても自己判断はせず、気になる様子があれば動物病院に相談してください。
ノーリッチ・テリアを迎えるときに知っておきたいこと
JKCの2025年の犬籍登録頭数では、ノーリッチ・テリアは39頭(83位)。日本で生まれる子犬は多くないので、親犬の様子をブリーダーに直接確認できる迎え方が安心です。
葛野獣医師監修の犬種辞典では、価格は40万〜70万円くらいとされていました。価格はそのときどきで変わるので、検討される際はご自身で最新の情報を確認してください。
「8週齢」のルール
環境省が定める動物愛護管理法では、繁殖業者が生まれてから56日(8週齢)を過ぎない子犬を、販売のために引き渡したり展示したりすることは禁止されています(令和3年6月1日施行)。
わが家の視点|あんず・レオとほぼ同じ大きさ

3匹ともほとんど同じ背の高さです。
理想の体高はノーリッチ・テリアが25cm、シーズーが27cm以下、トイプードルが24cm超〜28cm。わが家の2匹とほとんど同じ背の高さで、並べたらいい遊び仲間になりそうです。
耳の形以外はよく似た兄弟犬種、ノーフォーク・テリアの記事もあわせてどうぞ。膝蓋骨脱臼は、小さな犬と暮らすわが家でも気にしておきたい病気です。
あんずの犬種のことはシーズーの性格と飼いやすさ、レオの犬種のことはトイプードルの性格と飼いやすさで調べています。
ノーリッチ・テリアについてよくある質問
ノーフォーク・テリアとのちがいは?
JKCの犬種紹介では、もともと区別されていなかった犬で、1964年に分けられたとき、垂れ耳のタイプにノーフォーク・テリアの名前が与えられたとされています。ノーリッチは立ち耳です。
散歩はどのくらい必要?
獣医師監修の犬種辞典では、やや多め(2〜2.5時間程度)とされています。
かかりやすい病気は?
獣医師監修の犬種辞典では、膝蓋骨脱臼、皮膚トラブル、中高齢の内分泌疾患、脂漏症が挙げられています。
この記事で参考にした主な情報
あんず
いっしょにかけっこしたいもん!
ハル
これで82犬種目。次はどの犬種を調べようかな。




コメント