老犬と若い犬の多頭飼い|15歳のレオに1歳半のあんずを迎えて気をつけたこと

老犬がいる家に、若い犬や子犬を迎えても大丈夫?
多頭飼いを考えたとき、いちばん心配なのは先住犬のことだと思います。

わが家では、トイプードルのレオが15歳のときに、1歳半のシーズー・あんずを迎えました。
最初は戸惑っていたレオも、いまは寄り添って眠る仲です。

この記事では、わが家の実例と、アメリカンケネルクラブ(AKC)の解説をもとに、
迎える前に考えたいことと、迎えてから気をつけたことをまとめました。

ハル

レオが15歳のときに、あんずを迎えたんだよね。
老犬のいる家に若い子を迎えて大丈夫かなって、すごく迷ったんだ。

あんず

あんず、来た日からレオにいのこと大好きだったもん!
いっぱい遊ぼうってさそったの!

レオ

最初は、元気すぎてびっくりしたよ。
でも、そばにいてくれると、なんだか安心するんだよね。

タル吉

若い者と年寄りが同じ家におる。
おたがいのペースを守れば、よい家族になれるもんじゃのう。

ハル

ほんとだね、タル吉。
じゃあ、わが家の多頭飼いのはじまりから紹介するね。

老犬のいる家に若い犬を迎えた|15歳のレオと1歳半のあんず

あんずが来たとき、レオは15歳。
階段もゆっくり、散歩もマイペースになっていました。
穏やかな毎日のなかで、「この子がいなくなったら、わたしはどうなるんだろう」という不安がよぎったのが、多頭飼いを考えたきっかけです。

次に迎えるなら、レオと同じように穏やかな子がいい。
レオはほかの犬に吠えず、マイペースでとにかくやさしい子だったので、のんびりした性格と言われるシーズーを選びました。
2匹の犬種の違いはシーズーとトイプードルの違いで比べています。

初対面は、レオがそっとくんくん

家に迎えた日、レオはあんずにそっと近づいて、鼻をくんくん。
吠えることもなく、やさしい目をしていました。
その日のことはあんずがやってきた日に書いています。

顔を寄せ合うトイプードルのレオとシーズーのあんず - 老犬と若い犬の多頭飼い
顔を寄せ合うレオとあんず。
年の差は13歳以上です。

老犬に若い犬を迎える前に考えたいこと

アメリカンケネルクラブ(AKC)の解説(英語)では、シニア犬のいる家に子犬を迎えるときに、次のようなことを考えるようすすめられていました。

  • 子犬は獣医師に診てもらい、ワクチンを済ませておく。2匹とも寄生虫の検査と予防をしておく
  • 子犬の大きさや元気さと、先住犬の体(心臓・関節・背骨など)を考える
  • 先住犬が、ほかの犬がそばにいても落ち着いていられるか
  • 先住犬に痛み・関節炎・おもらし・耳の聞こえにくさなどがあり、相棒がいるとつらそうなら、迎えることを考え直す

AKC の主任獣医師も、大きな子犬が、心臓や関節・背骨に問題のある先住犬にのしかかってしまうことがあると話していました。
わが家の場合は、レオもあんずも同じくらいの小型犬で、あんずも1歳半でした。
それでも、元気なあんずの勢いに、レオは最初とまどっていたように見えました。

迎えてから気をつけたこと|先住犬のペースを守る

最初、レオは「どうぞどうぞ」と譲っていた

あんずは、レオのことが大好きで、いつも「遊ぼうよー!」と誘っていました。
来たばかりのころのレオは、少し後ろに下がって、あんずに譲っている場面も。
でも、嫌がるそぶりは見せませんでした。くわしくは「そばにいるだけでいい」老犬レオと若犬あんちゃんに書いています。

AKC がすすめていることと、わが家

AKC がすすめていること わが家で気をつけたこと
先住犬の日課と、飼い主と1対1の時間を守る 散歩はレオのペースに合わせる
あいさつやごはんは、先住犬から —
それぞれが休める場所をつくる(ゲート・サークルなど) 犬のサークルを休む場所にしている
ごはんは別々に。水皿は2つ以上 食事の時間もトイレのタイミングも、2匹で違う
ごはんのときは特に、2匹だけにしない —
子犬がしつこく追い回したら止める —
サークルの中にいるシーズーのあんず - 多頭飼いで休む場所をつくる
サークルの中のあんず。
休める場所があると安心です。

正直に言うと、2匹のお世話はそれなりに大変です。
食事の時間もトイレのタイミングも違うし、散歩はペースを合わせる必要があります。
「先住犬のペースを守る」は、わが家でいちばん意識してきたことです。

ハル

見守りお兄ちゃんになったレオの毎日🐾
起きているときはボケとツッコミ、寝るときはぴったりシンクロ。2匹の日常をのぞいた記録です。

老犬と若い犬の多頭飼いでよかったこと|よくある質問

あんずが来てから、レオはひとりぼっちの時間が減って、どこか安心しているような顔をするようになりました。
自分から遊びには行かないけれど、あんずが遠くに行くと、こちらをチラっと見る見守りお兄ちゃんに。
レオが刺激を受けて、少し若返ったように見えたこともありました。

レオが歩くのが大変になってからは、ペットカートでお出かけ。
なぜか先に乗り込むのは、いつもあんずです。
散歩でレオが立ち止まると、あんずがそっと振り返って待ってくれます。

ペットカートに仲良く乗るトイプードルのレオとシーズーのあんず
カートの中でも、となり同士。
先に乗るのは、いつもあんず。

よくある質問

Q. 老犬に子犬を迎えると、先住犬は若返る?
A. わが家では、レオが刺激を受けて少し若返ったように見えたことがありました。ただ、先住犬に痛みや病気があって相棒がつらそうなときは、迎えることを考え直すよう AKC の解説ではすすめられています。

Q. 老犬と子犬は何歳差まで大丈夫?
A. 年の差で決まるものではないと思います。わが家は13歳以上の差ですが、先住犬の体の状態と、ほかの犬がそばにいて落ち着けるかを先に考えました。

Q. 先住犬が子犬を嫌がったら?
A. AKC の解説では、それぞれが休める場所をつくり、子犬がしつこく追い回したら止めること、2匹だけにしないことがすすめられています。犬どうしに任せきりにしないのが大事です。

ハル

ゆっくりになったレオと、振り返って待つあんず
カート散歩と寄り添う2匹、いつか来る別れを思う気持ちをつづりました。

レオ

あんずが来てくれて、ぼくの毎日は少しにぎやかになったよ。
そばにいてくれるだけで、うれしいんだ。

ハル

レオ、あんずを受け入れてくれてありがとう。
老犬のいるおうちで多頭飼いを考えている方の、参考になればうれしいです。

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