13. レオの老犬ケア|にぎやかになった毎日と、そっと寄り添う優しさ
あんず
レオおにいちゃん、あそぼー!おもちゃ持ってきたよっ♪
レオ
うぅ…あんず、朝から元気すぎるわん…。
ボクはもうお昼寝の時間に入りたいお年頃なんだわん。
ボクはもうお昼寝の時間に入りたいお年頃なんだわん。
タル吉
ふたりの関係、面白いね。多頭飼いって、にぎやかだけどバランスが大事だよね。
老犬ケアにも、優しさと静けさが必要なんだ。
老犬ケアにも、優しさと静けさが必要なんだ。
はる
今日はそんなレオの「優しい時間」について、ゆっくり綴ってみようか。
若いエネルギーに、ちょっとタジタジ?
15歳になったレオと、1歳半のシーズー「あんちゃん」。わが家にやってきた新しい家族は、想像以上にパワフルで元気いっぱい!
多頭飼いになってから、家の中の空気がガラッと変わりました。
あんちゃんはレオのことが大好きで、いつもくっついて歩きたがります。
レオのことを「遊ぼうよー!」と元気に誘う姿はまるで弟のよう。
でもレオはというと……
あんちゃんが来たばかりの頃は、レオもちょっと戸惑っているようでした。
「誰?なんかちっちゃいのが元気すぎるわん…」
という感じで(笑)
あんちゃんの動きはとにかく素早くて、レオののんびりペースとは対照的。
おもちゃを取り合うわけでもないのに、レオはちょっと後ろに下がって
“あ、どうぞどうぞ”と譲っている場面も。
でも、不思議と嫌がるそぶりは見せません。
避けながらも、ちゃんとあんちゃんのことを受け入れているようにも見えます。
レオなりの優しさ、なのかもしれません。
老犬と若犬、それぞれの「心地いい距離感」
あんちゃんが来てから、レオの表情が少し変わった気がします。自分から遊びには行かないけど、ひとりぼっちの時間が減ったことで
どこか安心しているような、そんな顔をするようになりました。
もちろん、あんちゃんの存在がすべてレオの安心につながっているとは限らないけれど、
誰かがそばにいるというだけで、老犬の心は少しあたたまるのかもしれません。
レオが本当はあんちゃんのことをどう思っているのかは、正直わかりません。
でも、はっきりしているのは、
「家族みんな、レオのことが大好き」だということ。
年齢も性格も違うふたりだけど、
そのギャップがまた微笑ましくて、やさしい空気を作ってくれています。
レオとあんちゃんの、のんびりした午後
「レオおにいちゃん、遊ぼうよ!」「ボクはお昼寝の時間だわん…若い子は元気すぎてついていけんわん…」
「じゃあ、ここで一緒に寝るだけでもいい?」
「……うん、いいよ。そばにいるだけで、けっこう落ち着くんだわん。」
そんな小さなやりとりを、
聞いているだけで、
こちらの心までふんわりほぐれていきます。
老犬のケアは、静けさや優しさとともに、
にぎやかな若さと共存しても、ちゃんとあたたかくなる。
あんちゃんが来てから、レオの「老犬時間」に、ほんの少し明るい色が足された気がします。
今日もふたりは、
ぴったり寄り添って、お昼寝中です。
はる
レオ、最近なんだか表情が柔らかくなった気がするよ。あんずのおかげかな?
レオ
ふふ…まぁ、にぎやかなのも悪くないわん。
若い子の元気に引っ張られて、ボクもちょっとだけ、がんばれる気がするんだわん。
若い子の元気に引っ張られて、ボクもちょっとだけ、がんばれる気がするんだわん。
はる
レオがそう感じてくれてるなら、私もうれしいよ。
ゆっくり、やさしく、一緒に歳を重ねていこうね。
ゆっくり、やさしく、一緒に歳を重ねていこうね。
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