大きさもちがいます。ピレニーズのオスは体高70〜80cm、サモエドのオスは理想57cm。ピレニーズのほうがひと回り以上大きな犬でした。
この記事では、白い2犬種に、同じく大きな体で人のそばで働いてきたニューファンドランド、セント・バーナード、バーニーズ・マウンテン・ドッグも加えて、大きさ・性格・散歩の量・暑さ・気をつけたい病気の違いを表でまとめます。
ハル
犬種図鑑の記事を並べて、違いを調べてみたよ。
あんず
あんずより、ずっとずっと大きいの?
レオ
性格の書かれ方も、サモエドとは正反対なんだって。
タル吉
どれも山や寒い土地の犬だから、暑さは苦手そうじゃのう。
ハル
じゃあ、表から順番に見ていこうね。
グレートピレニーズとサモエドの違いを表で比較|大きさ・原産国
犬種標準と、獣医師などが監修した解説の目安、ジャパンケネルクラブ(JKC)の2025年の登録頭数を並べました。
数字は、犬種図鑑の各記事(グレート・ピレニーズ・サモエド・ニューファンドランド・セント・バーナード・バーニーズ・マウンテン・ドッグ)で調べたものです。
白い2犬種を比べると、ピレニーズはオスの体高70〜80cm、サモエドは理想57cm。ピレニーズのほうがずっと大きな犬です。
5犬種のなかでいちばん背が高いのはセント・バーナードで、オスは70〜90cm。体重の目安もオス約75kgと、いちばん重い犬でした。

わが家の2匹の3倍近い背の高さです。
ピレニーズとサモエドの見分け方|正反対の性格と、後ろ足の爪
見分けるときは、まず大きさ。そのうえで、ピレニーズの後ろ足を見てみてください。国際畜犬連盟(FCI)の犬種標準では、ピレニーズは「後ろ足のそれぞれに、よく形づくられた二重の狼爪がある」とされていました。狼爪は、足の内側の少し高いところにある、地面につかない指のことです。
性格の書かれ方は、ほぼ正反対です。ピレニーズは山の中で自分で考えて群れを守ってきた犬で、甘やかすとコントロールが難しくなるとされていました。サモエドは人のそばで暮らしてきた、とても社交的な犬です。性格には個体差があるので、あくまで一般にそう言われている、というお話です。
ハル
セントバーナードとバーニーズの違い|同じスイスの大型犬
- セント・バーナード:アルプスのグラン・サン・ベルナール峠の宿坊で飼われ、遭難した旅人の捜索に活躍。伝説の救助犬「バリー」は一生で40人の命を救ったとされる。今ではスイスの国犬
- バーニーズ・マウンテン・ドッグ:起源の古いファーム・ドッグで、番犬や荷車を引く牽引犬、ベルン周辺の山岳地帯での牛追いに使われた。1910年のショーから今の名前に
どちらもスイスの大型犬ですが、見分けるのは簡単です。セント・バーナードは白地に赤みがかったブラウンの斑、バーニーズは黒・赤茶・白の3色。大きさも、セント・バーナードのオスは体高70〜90cm、バーニーズのオスは64〜70cmと、セント・バーナードのほうが大きな犬です。
バーニーズで知っておきたいのが寿命です。アニコム損保の解説では、家庭どうぶつ白書2022で、犬全体の平均14.1歳に対してバーニーズは8.7歳とされていました。スイスには「若い犬として3年、優秀な犬として3年、老犬として3年。その先は神様の贈り物」という格言があるそうです。

オスの体重の目安は約75kgです。
ニューファンドランドは、カナダのニューファンドランド島で生まれた水難救助犬です。水の中が得意で、防水性のある被毛が特徴とされていました。黒い毛が伝統的な色で、平均の体重はオス約68kgです。
散歩の量と暑さの違い|5犬種とも夏は苦手
5犬種とも、寒い山や北の土地で生まれた犬です。夏はエアコンのきいた部屋で過ごし、散歩は早朝や夜の涼しい時間に、が基本になります。大きな体なので、ぐったりしたときに運ぶのも大変です。
厚い被毛のお手入れも共通の仕事です。ピレニーズは換毛期の抜け毛の量がとても多く、サモエドは短く刈るのはすすめられていませんでした。ニューファンドランドとセント・バーナードは、獣医師監修の犬種辞典で初心者には非常に飼いづらいとされています。
かかりやすい病気の違い|胃捻転と股関節は大型犬に共通
5犬種すべてで挙げられていたのが股関節形成不全(ニューファンドランドは関節の病気として)。腰を左右に振って歩く、ウサギ跳びのように走るといった様子がサインです。成長期の激しい運動と、太りすぎに気をつけたいところです。
胸の深い大型犬に起こりやすい胃拡張・胃捻転は、「吐きたそうにするけど吐けない」のがいちばんのサイン。数時間で急に悪くなるので、夜中でも動物病院へ。食事を何回かに分け、食後すぐに激しく運動させないことが予防の基本です。
ここに挙げたのはあくまで気づくためのきっかけで、診断ではありません。気になる様子があれば動物病院に相談してください。
ピレニーズ・サモエド・セントバーナード・バーニーズ、よくある質問
Q. グレートピレニーズとサモエドの違いは?
A. 原産はフランスとロシア北部・シベリア。体高はピレニーズのオスが70〜80cm、サモエドのオスが理想57cmで、ピレニーズのほうがずっと大きい犬です。性格は、ピレニーズが自分で判断する番犬、サモエドは番犬としては使えないほど社交的とされています。
Q. グレートピレニーズとニューファンドランドの違いは?
A. 原産はフランスとカナダ。ピレニーズは家畜の群れを守る番犬、ニューファンドランドは水難救助犬やそり犬でした。毛色はピレニーズが白、ニューファンドランドはブラックが伝統的な色です。
Q. セントバーナードとバーニーズの違いは?
A. どちらもスイスの犬ですが、セント・バーナードは白地にブラウンの斑、バーニーズは黒・赤茶・白の3色。体高はセント・バーナードのオスが70〜90cm、バーニーズのオスが64〜70cmです。
Q. 初心者でも飼える?
A. ニューファンドランドとセント・バーナードは「非常に飼いづらい」、サモエドは「初心者向きとはいえない」とされていました。どの犬種も、大きな体の散歩と暑さ対策、通院まで考えて迎えたい犬です。
ハル
あんず
夏は、あんずといっしょでエアコンが大好きなの!
ハル
次も、似ている犬種どうしを比べてみるね。









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