ヘルマンリクガメのタル吉のケージは、いまので3代目。そのたびに床も変わってきました。
いまは、100均のプラスチックの芝生の上に、ヤシガラの床材をまいています。
この記事では、英国の動物福祉団体 RSPCA の飼育の手引きで「向く床材・向かない床材」を確かめながら、
タル吉の床材がどう変わってきたか、いまのやり方とお手入れをまとめます。
ハル
最初はタイルマットだったんだよね。
あんず
あんずはふかふかのクッションがあれば、どこでもいいもん!
レオ
ひっくり返ったときに起き上がれるかも、床しだいなんだよ。
タル吉
床がよければ、歩くのも、もぐるのも、たのしいのう。
ハル
リクガメの床材は何がいい?RSPCAの手引きで見る向く床材・向かない床材
まず、根拠になる情報から。
英国の動物福祉団体 RSPCA の、ヘルマンリクガメなどの飼育の手引きには、部屋の中のケージの床について、こう書かれています。
- 床材は、土(ローム質の堆肥)に、やわらかい砂(砂場用の砂)をまぜたものが一例
- 深さは最低でも約5cm
- 乾いた環境が好きな種類なら、砂の割合を多くする
- 砂利・木の削りくず・アルファルファのペレット・カルシウム砂・猫砂は向かない
わが家のヤシガラは、RSPCAの手引きに名前が出てくる床材ではありません。
向かないものとして挙げられた中には入っていませんが、「土+砂」がいちばんのお手本だということは、正直に書いておきます。
出典:RSPCA「Spur-thighed, Hermann’s, marginated and Horsfield’s tortoises」(PDF・英語)
タル吉のケージの床材の移り変わり|タイルマットからヤシガラ+人工芝へ
1代目(2020年)タイルマットと、ウッドチップの寝床
タル吉を迎えたころのおうちは、床にタイルマットを敷いていました。
ライトの下はグレーのタイルマット、左奥にはウッドチップとダンボールの寝床です。
いま思えば、RSPCAの手引きで「向かない」とされている木の削りくずに近いものを、寝床に使っていました。

タイルマットの床でした。
2代目(2023年)ヤシガラの床と、人工芝のゾーン
2代目のケージでは、床をヤシガラチップにしました。
ヤシガラのゾーンと人工芝マットのゾーンに分けて、タル吉が気分で歩き分けられるようにしていました。

ヤシガラが一面に。
3代目(いま)人工芝を下に敷いて、その上にヤシガラ
いまのケージ(幅130cm)は、2つの素材を重ねています。
いちばん下に100均のプラスチックの芝生、その上にヤシガラ(LeA&K のハスクチップ 10L)をまいています。

いまのタル吉の床です。
ハル
わが家がヤシガラ+人工芝にした理由|ひっくり返り対策と足ざわり
人工芝は「ひっくり返ったとき」のため
リクガメは、段差をのぼろうとして、ころんとひっくり返ることがあります。
つるつるした床だと爪が引っかからず、なかなか起き上がれません。
プラスチックの芝生なら爪が引っかかるので、自分の力で起き上がる手がかりになります。
ヤシガラは、やわらかい足ざわり
ヤシガラは、ヤシの実の殻を細かくした天然素材です。
足ざわりがやわらかいところが気に入っています。2代目のころは人工芝のゾーンと分けていて、タル吉は気分で使い分けているように見えました。
床材まみれのごはんを防ぐ、100均のエサ皿
床材を選んだら、ごはんの置き方もセットで考えたいところです。
タル吉はお皿に前足ごと乗り上げるので、平たいお皿だと野菜がつぶれて床材まみれになっていました。
いまは、100均のボトル乾かし台をエサ皿にしています。真ん中の柱がつっかえ棒になって、ごはんがつぶれにくいのです。

ごはんが床材にうもれません。
リクガメの床材のお手入れ|交換と足し方・温度と湿度のチェック
ヤシガラは、使ううちに汚れたり、量が減ったりします。わが家は汚れた所を取って、減った分を足しながら使っています。
床材の深さは、RSPCAの手引きでは最低約5cmが目安でした。もぐったり掘ったりできる深さを、ときどき見直したいと思っています。
- 汚れはこまめに取る:フンや食べ残しのまわりは、床材ごと取りのぞく
- 減った分を足す:歩くうちに薄くなる所がある
- 温度と湿度は数字で見る:床材でケージの中の湿り気も変わるので、温湿度計を置く
- 口に入れていないか見る:食べているように見えたら、床材を見直す
ケージの温度の決め方(昼30℃前後・夜22℃程度)は、別の記事にまとめています。
🐢 わが家の床材と同じタイプのヤシガラと、温湿度計
①はわが家の床材と同じヤシガラチップのタイプの一例、②はケージの温度と湿度を見るための温湿度計の一例です(どちらもわが家で使っている商品そのものではありません)。価格は2026/10/27時点の楽天市場の表示(税込)です。
① 同じタイプ|ミタニ ハスクチップ 10L
820円
② 温度と湿度に|エキゾテラ デジタル温湿度計
1,530円
よくある質問
Q. ヘルマンリクガメの床材は何がいい?
A. RSPCAの飼育の手引きでは、土に砂場用のやわらかい砂をまぜたものを例に挙げ、深さは最低約5cmとしています。わが家は、100均のプラスチックの芝生の上にヤシガラをまいています。
Q. リクガメに向かない床材は?
A. 同じ手引きでは、砂利・木の削りくず・アルファルファのペレット・カルシウム砂・猫砂を、向かない床材として挙げています。
Q. 人工芝だけでもいい?
A. わが家は人工芝を、ひっくり返ったときに爪がかかる「下敷き」として使い、その上にヤシガラをまいています。人工芝だけの床は試していません。
ハル
タル吉
ハルの工夫した床は、わしの自慢じゃのう。
ハル
つぎは、タル吉の爪とくちばしの話も書いてみたいな。
- 温度|昼30℃前後・夜22℃程度。赤外線スポットランプ100Wをサーモスタットで自動オン・オフ → 温度管理の記録
- 紫外線|UVBライト13Wをタイマーで朝7時〜夕方17時
- ケージ|幅130×奥行70×高さ40cmをハルが2週間で自作 → ケージ自作の記録








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