ヘルマンリクガメの寿命は何年?タル吉と長く暮らすためにしていること

ヘルマンリクガメって、何年くらい生きるの?
リクガメを迎える前に、いちばん知っておきたいことかもしれません。

わが家のヘルマンリクガメ・タル吉は、手のひらに乗るほど小さいころにやってきて、2025年の記録では5歳になりました。
調べてみると、リクガメは50〜100年生きる可能性があるとされていて、
飼い主より長生きするかもしれない生きものだと分かりました。

この記事では、リクガメの寿命と、飼われているリクガメが早く死んでしまう原因、
そしてタル吉と長く暮らすためにわが家でしていることをまとめました。

ハル

タル吉って、何歳まで生きるんだろうって調べてみたんだ。
そしたら、50年とか100年とか書いてあって、びっくりしたよ。

あんず

100年!? あんずより、ずーっと長いの?
タル吉、すごいもん!

レオ

でも、長く生きられるかどうかは、ごはんや温度しだいなんだって。
飼い主の責任も大きいんだよ。

タル吉

わしらは、ゆっくり生きる生きものじゃ。
あわてず、毎日をていねいに重ねるのがいちばんじゃのう。

ハル

そうだね、タル吉。
じゃあ、寿命のことから順番に紹介するね。

ヘルマンリクガメの寿命は何年?50〜100年生きる可能性も

英国の動物愛護団体RSPCAの、ヘルマンリクガメなどの飼育の手引き(英語)では、リクガメ(ヘルマンリクガメのほか、ギリシャリクガメ・フチゾリリクガメ・ロシアリクガメ)は、
50〜100年生きる可能性があると書かれています。
そして、飼い主より長生きしてしまうことがあるのも、リクガメが弱い立場になりやすい理由のひとつだとされていました。

草むらで葉っぱをかじるヘルマンリクガメのタル吉のアップ - ヘルマンリクガメの寿命
もぐもぐ食べるタル吉。
この子と、何十年いっしょにいられるかな。

正直に書くと、タル吉を迎えた日の記事では「平均寿命は30〜50年以上とも言われ」と書いていました。
あらためて調べると、手引きの数字はもっと長く、人の一生と同じくらいの長さでした。
タル吉を迎える前、わが家には庭の池で10年近く一緒に過ごしたミドリガメがいましたが、リクガメはそれよりずっと長いつきあいになりそうです。

飼われているリクガメが早く死んでしまう原因

同じ手引きには、ドキッとすることも書かれていました。
よく飼われているリクガメについての調査で、ペットとして飼われているリクガメの多くは、早く死んでしまうというのです。

その原因として挙げられていたのは、おもに次の2つです。

  • カルシウムとビタミンD3が足りない食事で、甲羅が弱くなるなどの健康の問題が起きる
  • 冬眠の前・あいだ・あとに、獣医師の健康チェックや助言に従わない

知っておきたいリクガメの健康の問題

手引きには、調べておきたい健康の問題として、次のようなものが並んでいました。

健康の問題 関係すること
骨の病気 カルシウムとビタミンD3の不足
膀胱結石 たんぱく質の多すぎる食事
やけど 照明や保温器具の使い方のまちがい
冬眠のさせ方のまちがい 冬眠の前後の健康チェック
そのほか(名前だけ挙げられていたもの) 脱水・食欲不振・くちばしや爪の伸びすぎ・ビタミンAのとりすぎ・呼吸器の感染・寄生虫・口の病気・甲羅の病気など

どれも、毎日のごはんと温度、そして冬の過ごし方に関わることばかりです。
体調が気になるときは、爬虫類を診られる動物病院に相談してください。

タル吉と長く暮らすために、わが家でしていること

RSPCA の手引き わが家のタル吉
昼の温度 20〜25℃ 30℃前後
夜の温度 15℃ 22℃程度
日光浴の場所 35℃のバスキング 赤外線ランプをサーモスタットで自動オン・オフ
紫外線(UVB) ライトは30cm以内 タイマーで朝7時〜夕方17時
ごはん 野草が中心・カルシウムを足す 主食はオオバコ。カルシウム剤をふりかけ
冬 冬眠させないなら暖かい環境を続ける 冬眠させない。冬は部屋の床暖房が24時間

温度と光|ケージの中を自動で

タル吉のケージは、バスキングライトを温度で、紫外線ライトをタイマーで、自動にしています。
温度の決め方はリクガメの温度管理とエサ皿にまとめました。

アクリルパネル越しにこちらをのぞきこむヘルマンリクガメのタル吉の顔のアップ
ケージの中から、こちらをじっと。
温度と光は、毎日の土台です。

ごはん|野草とカルシウム

タル吉の主食はオオバコです。
小さいころから、安全な草にカルシウム剤をふりかけるようにしてきました。
食べられる草と食べさせない草はリクガメが食べられる野草と食べさせない草に一覧にしています。

冬|タル吉は冬眠させない

わが家では、タル吉を冬眠させていません。
手引きでも、冬眠させないなら、ほかの季節と同じ暖かい環境と世話を続ける必要があるとされていました。

ハル

冬眠させるかどうか、わが家の答えはこちら🐢
タル吉は冬眠させずに冬を越しています。冬の夜の温度と、冬眠を考えるときの注意をまとめました。

体重と日光浴

タル吉は、来たときの78gから58gまで減った時期がありました(ごはんを食べなかった時期)。
それからは、体重の変化を気にするようにしています。
春から秋は、週に1〜2回を目安に、安全な場所で外の日光浴もさせています。

公園の草むらをのっそり歩くヘルマンリクガメのタル吉 - リクガメの日光浴
外の日光と草は、やっぱりうれしそう。
のっそり、のっそり。

リクガメは「一生のつきあい」|よくある質問

50〜100年という数字を見て、わたしがまず思ったのは、
タル吉のほうが、わたしより長生きするかもしれないということでした。
リクガメを迎えるときは、自分がいなくなったあとのことも、家族で話しておきたいと思います。

よくある質問

Q. ヘルマンリクガメの寿命は?
A. RSPCA の手引きでは、ヘルマンリクガメなどのリクガメは50〜100年生きる可能性があるとされています。

Q. 長生きさせるために大事なことは?
A. 手引きでは、カルシウムとビタミンD3が足りない食事と、冬眠の前後の健康チェック不足が、早く死んでしまう原因として挙げられています。温度・紫外線・野草中心のごはん・カルシウム、そして冬の過ごし方がポイントです。

Q. 冬眠はさせたほうがいい?
A. わが家は冬眠させていません。冬眠させるなら、獣医師に健康状態と体の大きさ・体重を確かめてもらうよう手引きに書かれています。

Q. 飼い主より長生きしたら?
A. 手引きでも、飼い主より長生きすることがリクガメの弱さになると書かれています。迎える前に、長い先のことも家族で考えておきたいところです。

ハル

手のひらサイズから、5歳のタル吉まで
小さかったころの草モグモグ動画と、5歳になったタル吉の姿を並べた成長記録です。

タル吉

50年、100年……わしにとっては、毎日がゆっくりの積み重ねじゃ。
これからも、ハルといっしょに日なたぼっこしたいのう。

ハル

うん、タル吉。
一日一日をていねいに、長く長く一緒にいようね。

🐢 タル吉の飼育ログ(わが家の実データ)
  • 温度|昼30℃前後・夜22℃程度。赤外線スポットランプ100Wをサーモスタットで自動オン・オフ → 温度管理の記録
  • 紫外線|UVBライト13Wをタイマーで朝7時〜夕方17時
  • ケージ|幅130×奥行70×高さ40cmをハルが2週間で自作 → ケージ自作の記録
ブログの記事に書いた、わが家の設定です。リクガメの状態や部屋によって合う数字は変わります。
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