タル吉のごはん事情:偏食リクガメとの試行錯誤ごはん日記
あんず
ねえねえ、タル兄ってさ、ごはんの好き嫌いあるの?なんかレオ兄とはちがって「これじゃない…」って顔してる時あるよね!?
タル吉
うん…ぼく、昔から偏食リクガメって言われてて。特に小松菜だけ出されると、つい引っ込んじゃうんだよね…。
でも最近は、トマトとかキウイとか混ぜてもらえるから、ちょっとずつ食べる気になるんだ。
でも最近は、トマトとかキウイとか混ぜてもらえるから、ちょっとずつ食べる気になるんだ。
レオ
わかるなあ…年をとると、好みも変わるもんだよ。
タルの「カリッ、ポリッ」って音が聞こえた時は、安心したもんさ。リクガメフードってのも、なかなかやるじゃないか。
タルの「カリッ、ポリッ」って音が聞こえた時は、安心したもんさ。リクガメフードってのも、なかなかやるじゃないか。
はる
うん、あの頃は本当に心配だったな。でも、少しずつ好みも変わってきて嬉しいよ。
じゃあ今日は、その“タル吉のごはん事情”について、詳しくお話ししていこうか。
じゃあ今日は、その“タル吉のごはん事情”について、詳しくお話ししていこうか。
「これじゃない!」から始まった、食べてくれるごはん探し
わが家のリクガメ「タル吉」との暮らしが始まってすぐ、ぶつかったのがごはん問題でした。ペットショップのスタッフさんには「小松菜やタンポポが主食になります」「リクガメフードは甲羅がでこぼこになるから控えた方がいい」と聞いていたので、最初は忠実に野草中心でチャレンジしていました。でも——タル吉は首をちょこんと引っ込めるばかりで、小松菜には見向きもしない。タンポポも「今日は気分じゃない」とでも言いたげな表情。
そんな中、お庭のクローバーだけは、パクパクと少しずつ食べてくれました(↓下の写真はその時の様子です)。自然の葉っぱに反応するあたり、やっぱり野生の血が騒ぐのでしょうか。
それでも全体的に食が細く、特に夏場には食欲がぐんと落ちてしまい、体重が心配なレベルに……。
来た当初は78gあった体重が、気づけば58gまで減少(↓秤に乗っているのがその頃)。
※体重は来た頃、やせ細った写真はありませんでした。
心配になり、ついに封印していたリクガメフードを導入してみたところ……
「カリッ、ポリッ」——食いつきバツグン! 皿に顔を突っ込んで夢中で食べている姿には、本当に安心しました(↓その時の姿)。
それからは、トマトをみじん切りにして小松菜に混ぜたり、キウイやたんぽぽを添えたりして、ちょっとずつ工夫しながら食事の幅を広げていきました。
一時期は本当にフードしか受け付けなかったタル吉ですが、今ではキャベツやタンポポも食べてくれるように成長。
結局のところ、海外ではリクガメフードが主流という情報も多く、栄養バランスさえ考えれば悪いものではないとわかりました。むしろ、偏食気味な時期の栄養補給には心強い存在です。
リクガメの食事管理は、最初は「思ったより大変かも…」と感じるかもしれません。でも、日々の観察と工夫の積み重ねが、タル吉の元気な姿につながっていると思うと、とてもやりがいを感じます。
「今日は何を食べてくれるかな?」そんなワクワクと一緒に、これからもタル吉のごはん時間を楽しんでいきたいです。
タル吉
今日もおいしいごはんが食べられて、しあわせだったなあ。
ぼくのペースで、ゆっくりゆっくり、これからもよろしくね。
ぼくのペースで、ゆっくりゆっくり、これからもよろしくね。
はる
もちろんだよ、タル。これからも一緒に、のんびり楽しくやっていこうね。
読んでくださったみなさんも、リクガメとのごはん時間を楽しんでくださいね。
読んでくださったみなさんも、リクガメとのごはん時間を楽しんでくださいね。
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