レオの大きな手術|会陰ヘルニアと向き合った日
レオ
あの頃のボク、ちょっとヘンだったかもしれないわん…。
うんちも出にくくて、おしりのあたりがムズムズしてたんだわん。
うんちも出にくくて、おしりのあたりがムズムズしてたんだわん。
タル吉
うん、思い出すよ。レオくん、何度もいきんでたのに出ないって言ってたよね。
あれは会陰ヘルニアのサインだったんだ…。
あれは会陰ヘルニアのサインだったんだ…。
はる
最初は便秘かなって思ってたけど、日に日に様子がおかしくなって…。
あの時のヒヤヒヤ、不安、焦り…今でもはっきり覚えてる。
今日はその出来事を、少し振り返ってみようと思います。
あの時のヒヤヒヤ、不安、焦り…今でもはっきり覚えてる。
今日はその出来事を、少し振り返ってみようと思います。
「うんちが出ない」から始まった不安な日
レオが12歳になった頃、「うんちが出にくそう」な様子が見られました。何度もいきむけど、出ない。
出ても細くて、回数も多くて…。
最初は便秘かと思っていたけれど、肛門の横がポコッと腫れているのに気づいたとき、ただごとじゃないと感じました。
病院で診てもらうと、診断は「会陰ヘルニア」。
トイプードルや中型犬のオスに多い病気で、お尻の筋肉が緩んで腸が飛び出してしまう状態とのことでした。
押し戻してもらい応急処置でその場は落ち着いたけれど、
「これはもう手術が必要ですね」と言われた瞬間、涙が止まりませんでした。
空洞にマットを入れる再建手術と、その後
会陰ヘルニアの手術では、大腸を押し戻し、筋肉の隙間を埋めて支える「マット(メッシュ)」を挿入する方法を選びました。レオの体格や状態に合わせて、術式も工夫してくれたそうです。
手術は無事に成功。
麻酔のリスクや術後の排泄の問題など、心配が尽きませんでしたが、
数日後には、しっかりと自然なかたちで排便できるようになりました。
散歩中の排便チェック、便のやわらかさにも気をつけて過ごしました。
現在は、うんちも快調。術後の再発もなく過ごせています。
あのとき、手術に踏み切って本当によかったと感じています。
会陰ヘルニアってどんな病気?
-
原因:
去勢していないオス犬や、加齢により肛門周囲筋が弱くなることで発症 -
症状:
うんちが出ない、いきむのに出ない、肛門の横がふくらむ、歩き方が変わる -
治療法:
基本的には手術(腸の戻し・筋肉補強)。重症化前の判断が大切
おわりに|老犬でも、前を向ける
手術を決めたとき、12歳のレオにとって「麻酔に耐えられるかな」「本当に回復できるのかな」と、不安でいっぱいでした。
でも、今こうして元気に「うんち出たよ!」って顔を見せてくれるレオを見ていると、
あのときの決断が間違っていなかったことを、心から実感します。
レオ、ほんとうによく頑張ったね。
これからも、君のペースで、健やかな毎日を歩いていこうね。
レオ
はる…あのとき、ボクのこと守ってくれてありがとうだわん。
痛かったけど、今こうして元気に歩けてるのは、はるのおかげなんだわん。
痛かったけど、今こうして元気に歩けてるのは、はるのおかげなんだわん。
はる
レオ…こちらこそ、よく頑張ってくれてありがとう。
あのときの不安な顔、今はもう見えないくらい、やさしくて強いね。
あのときの不安な顔、今はもう見えないくらい、やさしくて強いね。
レオ
これからは、もっとのんびり…はるのそばで、穏やかに暮らしたいわん。
ボクね、生きてるって、けっこう悪くないなって思ってるんだわん。
ボクね、生きてるって、けっこう悪くないなって思ってるんだわん。
はる
うん、これからも一緒にいよう。
毎日がかけがえのない宝物だって、レオが教えてくれたよ。
毎日がかけがえのない宝物だって、レオが教えてくれたよ。
0 件のコメント:
コメントを投稿